トヨテックは愛知県豊川市にある光学レンズ(ガラス、プラスチック)の設計・製造、精密部品の組み立てを行う総合光学レンズメーカーです。

トップが語る 

大切にしたいこと

「光あふれる世の中に」

代表取締役会長 小野喜明

「世界中が真似のできないものづくりを」

会社の歴史を考えるとカメラをつくりたいが、事業として成り立たせるのは難しい。でも、カメラづくりにかかわりたい。それが、オプトメカトロニクスとして光を扱うレンズと機械技術の融合技術の「光工学技術」というものになっている。
この光学技術では、デジタルカメラ、コピー機械などの複写機、バーコードリーダーなどの機器で光にかかわる部分で世界中が真似のできないものづくりのナンバーワンをめざしている。

「自分たちの職場は、自分たちで守れ!」

経営理念であり、社訓「TOCOM日訓」にも掲げている顧客・社員・地域の3つの人たちと連帯する共同社会をめざすこと。顧客と地域を巻き込んでお互いに信頼し、協力し、繁栄を求め、よりよい社会づくりに貢献する社員像。
会社は道具であり、その道具を使うのが社員と考える。会社の看板を背負っているから仕事が来るというより、社員ひとりひとりの信頼が仕事に結びつく。つまり「トヨテックの鈴木さんだから」と仕事を依頼されるということを目指している。
だから、社員管理のタイムカードはない。仕事は、職場の各業務単位で自主管理している。各業務単位が独立会社みたいなもの。自分たちが生産して売上や利益管理をするのと同じ。指示待ちでは、激変する業界に即応できない。業務単位で日々の技術変化に対応して仕事をしてもらう。

自分たちで生産し、利益をあげて、給与を出せるシステムの会社でありたい。そのためには、光技術にかかわる仕事なら社員は何をしても良い。つまり、「自分たちの職場は、自分たちで守れ!」ということ。自由な側面とある意味での自立を求めているわけだから社員にとっては非常に厳しい職場だ。

“Light is a gift from the sun.”

「光は太陽からの“授かりもの”」すべての光やエネルギーは、太陽からの授かりもの。その光を集め、放ち、制御することが基本であり、支えるのがオプトメカトロニクスという技術。この光にかかわるモノづくりをしていきたい。

光を扱う技術は、カメラのレンズが光を集める技術として早くから確立した。映写機は、放つ技術。そしてレーザーの時代に入って複写機に応用された。現代は、光をつくり制御する技術の時代。光をつくる技術は、レーザーに続いてLED(発行ダイオード)技術が飛躍的に伸びている。最近は、白色LEDが注目されている。白色LEDは、照明に代わるものであり、自動車のヘッドライト、室内照明に利用が広がる。この新しい光技術との融合をめざしていく。この新技術開発に会社の存在意義が求められる。
光あふれる世の中になるように貢献するところに仕事を見出していきたいし、理論を実現するためにユーザーである顧客と協働して努力することが、将来の夢実現につながると信じる。

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